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SmartWash Solutions(アメリカ)

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Ignition ユーザー事例

スマートファクトリーの構築に貢献する次世代SCADA,IIoTであるIgnitionはFSMA(米国食品安全強化法)要件を満たし食品の安全性を向上
トラブルシューティングの最適化!

SmartWash Solutions社は、カリフォルニア州シリコンバレーとセントラルバレー近郊の都市サリナスに拠点を置いています。ここは世界でも最も生産性の高い先進農業地域の1つで、食品安全技術企業にとって最適な場所です。 SmartWash社は食品の安全を最も重視しており、顧客自身がデータ収集・分析をし、且つ食品安全強化法(FSMA)要件を満たせるように、顧客の支援を行っています。米国では、食品媒介性疾患の予防を強化するために、アメリカ食品医薬品局(FDA)によるFSMAが定められています。
 
SmartWash社オペレーション&エンジニアリング部門ディレクターであるChris McGinnis氏は次のように語っています。
「お客様にとってFSMAは非常に重要な基準であり、当社は食の安全を最優先に考え取り組んでいます」
SmartWash社は、リアルタイムデータを収集・配信するために、Process ProData Live (PPDL)を構築しました。オペレーター、マネージャー、幹部は、インターネットに接続できる環境があれば、食品の安全性や工場の効率性・生産性に関する情報をどこからでも確認できるシステムです。 また、傾向分析の可視化やレポート作成を行い、顧客がFSMAに準拠し続けるための仕組みを提供しています。

PPDLは、Inductive Automation®社のIgnitionをベースに構築されました。Ignitionはヒューマンマシンインターフェイス(HMI)、監視制御システム(SCADA)、インダストリアルIoT(IIoT)でソリューションを構築するためのツールが備わった産業用アプリケーションプラットフォームです。スマートファクトリーの構築に貢献するソリューションです。

  Ignitionの無制限ライセンス(新規のプロジェクト、サイト、ユーザー、タグ等を追加する際の追加料が一切発生しないライセンスモデル)は、このプロジェクトを成功に導く重要な要素でした。
McGinnis氏:「ほかのソリューションであれば、投資費用は大変高額になっていたことでしょう。Ignitionは当社が投資できる資金内で目標達成できる唯一の手段でした。おかげでプロジェクト自体のサイズは4倍になり、顧客数は3倍にも増えました」

SmartWash社は、8か国、40社の顧客にPPDLを提供しており、これらの数字は今後も増える見込みです。顧客で表示しているデータをSmartWash社でも同様に表示できる点はお客様にとって大きな魅力でした 。これにより、SmartWash社は不具合のトラブルシューティングを遠隔で対応することができます。

インテグレーターによる設定

SmartWash社は、北カリフォルニア州に拠点を置くシステムインテグレーターAble-Baker Automation社の協力のもとPPDLを構築しました。
Able-Baker社のシニアコントロールエンジニアであるBob Hastie氏のコメント:
「当プロジェクト向けにいくつかのプラットフォームを検討していましたが、中でもIgnitionが非常に魅力的でした。なぜならば、Ignitionはデータベース中心であり、新しいサイトに迅速にデプロイできるからです。しかも、プログラミングもほとんど必要ありません」

Hastie氏は、様々なことを実現可能にするためにIgnitionでSmartWash社のシステムを構築しました。
Hastie氏:「技術者は基本的に作業開始から20分以内に新規サイトをデプロイできます。あとは、すべてのサイトがまったく同じように構成されているかどうかを確認するだけです。この方法でメンテナンスがはるかに容易になりました」

低コストのソフトウェアには、様々な機能が実装されています。
Hastie氏:「Ignitionには複数の機能的側面があり、レポートやトレンドの他に、SCADAシステムで通常見られるすべての機能が備わっています。適切な意思決定を行っていただくために、必要なデータをSmartWash社とその顧客に提供しています」
 

大口顧客にとって大きなメリット

Taylor Farms社はSmartWash社の最大顧客です。彼らは、米国最大のサラダ・健康生鮮食品の生産企業であり、複数の国に 拠点があります。Taylor Farms社はPPDLを使用して洗浄水システムの化学的性質を管理しています。

Taylor Farms社の食品安全・品質部門ディレクターのKari Valdes氏は次のように語っています。
「PPDL導入以前は、この業界では手動操作、あるいは機能が不十分な他のシステムを使用していました。それらのシステムは校正がされておらず、情報は正確さを欠き、傾向管理にも対応できず、ワンクリックで利用できるソリューションではありませんでした。そのため、設備を制御できているかどうかを判断するのに本当に役立つデータと傾向を確認するのは困難でした」

PPDLがあれば状況は一変します。
Valdes氏:「ダッシュボード画面には、設備の制御状況がリアルタイムで表示されるため、問題が発生する前に設備を停止することができます。また、PPDLは、現場設備の稼働状況を把握し、すべてが円滑に実行されているかどうかを確認するのに大変役立っています」
 
履歴データはTaylor Farms社にとっても貴重な情報です。
 Valdes氏:「PPDLはリアルタイムにデータを取得し、必要なだけ保存します。つまり、トレースバック(遡及)、監査、または通常の調査の際、数分以内に過去のデータを遡ることができます。そのサラダバッグが製造された時に起こっていた事象を後から正確に確認することが可能なのです」

さまざまなユーザー向け

SmartWash社は大小を問わず、さまざまな企業にサービスを提供しています。SmartWash社の技術サービス部門のVPであるAngela Nunez 氏は次のように語っています。
「運用方法やニーズ、ソフトウェアに必要とされる要件は、顧客によってそれぞれ異なりますが、すべてに共通することが1つあります。それは、世の中で最も安全なプログラムを利用したいという想いです。」

Nunez氏は日々顧客と会話し、アイデアを聞き、トラブルシューティングを行って、顧客と共に安全性と効率性向上に向けて取り組んでいます。 誰もが同じデータを確認できるPPDLによってパートナーシップが強化されたことも大きな成果の1つです。
Nunez氏:「当社は現在、複数の新規プロジェクトに取り組んでいますが、その一部は非常にイノベーティブです。Ignitionは食の安全においてイノベーションを推進するための重要なツールの1つです。それを使ってできることは計り知れません。すべては我々の創造力次第なのです」

Able-Baker社のHastie氏は、このプロジェクトには、Ignitionの非常に優れた柔軟性がわかる事例が多様に盛り込まれていると述べ、最後にこのように語っています。
「Ignitionは、他のどのシステムよりも私がやりたいことを自由にカスタマイズできる最高のツールです。いかようにでも構築できる、本当に柔軟なプラットフォームだと思います」

この事例に関する動画の閲覧はこちらから:bit.ly/ia-SmartWashSolutions(開発元サイト)

プロジェクト情報

作成者:Able-Baker Automation社(アメリカ) 

本SmartWash Solutions社の事例となっているプロジェクトは、Able-Baker Automation社がインテグレーターとして開発に参加しています。

Able-Baker Automation社(カリフォルニア州 モラガ)は、さまざまな業界で小型OEMマシンと大規模なプロセスおよび製造施設を自動化しています。

 

開発元