アプリケーション別 金型鋳鍛造 リバースエンジニアリング

こんにちは!TTSマーケティング企画の青木です。
みなさま、リバースエンジニアリングは活用されていますか?
今回は、弊社が提案してきた3Dリバースエンジニアリングの中でも実績の多い
金型リバース事例を通してそのメリットを見ていきたいと思います!

3Dソリューションとしてのリバースエンジニアリングとは?

弊社が「リバースエンジニアリング」と言う場合、主に既製品をスキャンしたデータからCAD、CAM、CAEで扱えるデータ(IGES、STEP等)を作成することを指します。

金型リバース活用事例

金型におけるリバースエンジニアリングの主な活用例として次の5つがあります。

コピー金型

仕上げた状態の金型をスキャンし、リバースエンジニアリングでCADデータ化することによって、短期間低コストでコピー金型を作成します。

メンテナンス

型破損時の改修及び再作成に活用されます。
仕上げた金型、あるいは量産中に破損してしまった金型をスキャンしリバースエンジニアリングでCADデータを作成し、金型を再作成します。

老朽金型の再生

3D CADデータのない古い金物をスキャンし、リバースエンジニアリングで再作成します。

ノウハウのフィードバック

仕上げた状態の金型をスキャンし、リバースエンジニアリングでCADデータを作成し設計や解析にフィードバックすることで次期開発の品質向上に反映させるなどで活用します。

型整理

使用していない金型をリバースエンジニアリングでCADデータ化し型の管理コスト削減を狙います。

具体的な事例で見る活用効果

自動車部品メーカー プレス金型リバース

仕上げた金型の形状をリバースしコピー金型や金型メンテ用のデータ作成に活用されています。
それにより、以下のような効果が得られました。

  • 量産中に破損した金型を従来より短期間で作成可能になった
  • 経年劣化による摩耗・変形、繰り返す衝撃による欠損など不具合をふくまない加工に適した品質のデータが作成可能になった
  • 部分的なエリアのみリバースし、一人のオペレーターで月30以上のパーツの作成が可能になった

これにより、工数・コスト削減、品質向上が実現されました。

自動車部品メーカー 鍛造金型リバース

3Dデータのない老朽金型の再生に活用されています。
それにより、以下のような効果が得られました。

  • データのない複雑な形状データを従来より短期間で作成可能になった
  • 摩耗・変形欠損などの不具合を含まない加工に適した品質の良いデータ作成が可能になった
  • 表面に問題がある形状も、設計意図を考慮したモデルの作成が可能になった

これにより、モデリング工数の削減、精度及び品質の高い金型の再作成を実現されました。


弊社はリバースエンジニアリング製品の取り扱いを初めて約20年になりまして、3Dスキャナを含めた数多くのリバースエンジニアリングソリューションを提案させていただいてきました。
今回は、そうした実績の中から一部の事例をご紹介させていただきましたが、この他にもこうした事例をご紹介している動画があります。リバースのデモ映像もありますので、よろしければ動画もご覧ください!

▼『リバースエンジニアリング 金型リバース 活用事例』※視聴にご登録が必要です。クリックすると登録ページに遷移します。

尚、弊社ではspScanというリバースソフトを扱っております。 詳しくは製品ページをご覧ください。
⇒ spScan製品ページ

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