こんにちは、TTSの青木です。
今回はレーザートラッカーとは切っても切り離せない『リフレクタ』のことを少し書かせていただきます。
リフレクタを使った測定とは?
レーザートラッカーでの基本となる測定方法です。リフレクタと呼ばれる手のひらに収まるサイズの球体を使用します。
リフレクタの中心部にトラッカーからのレーザーを受け返すことで、その中心部の座標をトラッカーに把握させます。
リフレクタ測定の幅が広がるリフレクタホルダー
リフレクタは単体で使用する事も可能ですが、平面ではない箇所を測れるようにアシストする便利アイテム『リフレクタホルダー』というものが存在します。
これにより、穴の形状や穴位置寸法、エッジ部分も測る事ができます。レーザートラッカーを幅広く活用するには欠かせないアイテムです。
リフレクタホルダーの種類 主なホルダーの種類はこちらです。
この他、0.5インチのミニシリーズ、角度の付いた反射板と針で構成された特殊タイプ、視野角が広い球状タイプなど発展版ホルダーもあります。
CADデータとの比較チェック
ワークのCADデータを表示させた状態でリフレクタでそのワークを測る事で、変形の確認ができます。
以上、リフレクタ測定について簡単にお話しさせていただきましたが、レーザートラッカーとリフレクタの関係やリフレクタホルダーの役割は知っていただけましたか?
リフレクタとリフレクタホルダーを使用した測定やCADとの照合の様子を動画で分かりやすくご紹介しておりますので、ぜひご覧下さい。
また、リフレクタ使用時の測定範囲や精度につきましては、製品ページの“製品の仕様”欄をご覧ください。
「こういうワークを測るのにも向いている?」「こんな環境でも使える?」「〇〇を測るにはどのモデルがいい?」など
ご質問がございましたら、下記連絡先へお気軽にお問合せください。
★おまけ★
Leicaレーザートラッカーのリフレクタは、普段はこんな素敵な木箱に入っています♪
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