今回は10月に開催された展示会のレポートです。
10/26-10/28にポートメッセなごやで「スマート工場EXPO」が開催され、TTSも出展いたしました。
弊社ブースへお立ち寄りくださったみなさま、ありがとうございます(_ _)
今回は大きく4点、それぞれ異なる役割のソリューションを展示しましたが、
いずれも「スマートファクトリー構築に貢献」という共通点を持っていました。
それでは、今回のブースや展示したソリューションを見ていきましょう!
●明るい白ブース●
まずは設営の様子から。
今回は、コーポレートカラーのネイビーを際立たせる白を基調としたタイプのブースです。
壁が白いので貼っているパネルが見やすいですね。
●スマートファクトリー実現に必要なソリューション●
スマートファクトリー。
それは品質、設備、人の動きが連携していて自律製造を行う工場です。
品質 設備(製造) 人の動き(運用)
それらを強化・連携させることでスマートファクトリー構築に貢献しよう!ということで、
今回はデータの取得、データベース化、可視化、解析、制御するソリューションを展示しました。
【品質】
高精度3D測定機で品質データを取得し、データ管理共有ツール(*1)でリアルタイム解析や共同活用、一括管理できるようにします。
*1「PolyWorks DataLoop」
【設備】
SCADAシステム(*2)と工場内の各ロボットを連携させ、ロボットが取得する製品の位置情報を集約します。製造状態や製造条件(パラメータ)を取得し、データベース化、可視化、監視、設備制御、滞留状態の可視化を行います。
*2「Ignition」
【人の動き(運用)】
インテリジェントカメラ(*3)やLiDARセンサーを用いて人やAGVの動きをトラッキングします。それにより衝突回避をはかったり危険領域にデジタルフェンスを設置し、安全性を向上させます。
また、作業・行動解析システム(*4)により作業者の骨格情報をリアルタイムで解析します。
登録しておいた動作から外れた動きがあった場合にアラートを立てることで、作業フローの改善や迅速な急病人対応などに繋げます。
*3「Leica BLK247」
*4「VP-Motion」
■品質-設備データ連携(開発中)
品質データと設備データを連携させることで、品質を予測し不具合が起きないようにします。
不具合が発生してしまった場合は、不具合要因を素早く特定し、自律的に製造復帰できるようにすることが期待されています。
設備不具合が出そうな予兆を検知した時、また設備不具合が起こってしまった時に、品質データには不具合が起きていないかをすぐに確認できます。
また、品質データが悪い時、カラーマップや数値を検証して、成型条件(製造パラメータ)が悪いのか、金型が悪いのかなど不具合要因を検討します。
こちらのデータ連携システムは開発中のため、画面上でお見せするのみでした・・・
詳細はもう少しお待ちください!
今回は、上記のデータ活用DXソリューションを中心とした展示でした。
事前配布していた下記フライヤーもご覧ください。
↓フライヤー画像をクリックするとブラウザで大きく見ることができます。
一部動画でもご覧ください。
※音が出ます。音を消す場合は音声マーク🔊を押してから再生してください。
▼自動計測はスマートファクトリーに不可欠です。
詳細: Leica 協働ロボット+AGV/AMRによる自動計測システム
▼素早く高精度データを取得できることも基本であり重要です。
いかがでしたでしょうか?
今回の名古屋SFEでの展示内容は伝わりましたでしょうか?
「データを制するものは工場を制す!」
そんな名言があちらこちらで叫ばれていそうな3日間でした。
TTSは「世界に名を馳せる次世代のデジタルシステムインテグレーターになる」事を目指して日々取り組んでおります。
高精度測定によるデータ取得から高度なデータ管理・活用まで、弊社にお任せください👍
と堂々と言えるよう、現在データ連携システム絶賛開発中ですので、ご期待ください。
今回のソリューションについてもう少しくわしく話を聞いてみたい、というご要望がございましたら、
お気軽にページ末尾の問い合わせ先へご連絡ください📧☎
また、次の展示会が決まりましたら弊社HPなどでお知らせいたします。
その際はぜひお立ち寄りください♪
最後までお読み下さりありがとうございます!
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