こんにちは、TTSマーケティング企画の青木です。
今回は、アーム式3D測定システム専用の測定機器に注目してみたいと思います。
弊社のアーム式測定システムVECTORON(ベクトロン)は、3つの専用測定器具があります。
1つは、有接触プローブです。
測りたい箇所に直接先端を当てて要素の測定を行います。(例:点・円・円筒・面等)
残りの2つは、非接触スキャナです。
2つのスキャナはそれぞれに際立った特徴があります。
いずれも各々の特徴において大変な優れもので、使い分けることで高精度測定も高速測定も可能になります。
アーム機にとっての助さん格さんと言ったところでしょうか。
今回は、この2つのスキャナの特徴について書かせていただきます。
精度の『ApiScan』
まずは、ApiScan(アピスキャン)という光沢・色味・細部の再現性に最高のパフォーマンスを発揮する非接触スキャナです。
*フライングドット方式を採用しており、通常非接触スキャナが苦手とする光沢のある黒などもスプレーなしで
しっかりスキャンすることができます。
*各測定点の光源の強さを調整してのスキャンやデータ処理を行う方式
ピアノブラックのパーツを測っているデモ映像をご覧ください↓
スピードの『RaptorEye2』
もう一つは、RaptorEye2(ラプターアイツー)という非接触スキャナです。
最大400Hzのスキャンレートと660,000点/秒の取得レートを誇る超高速スキャナです。
この性能だと1㎡をたった数秒で測ることができるということになるので、車の外装など大物の測定やN増に
もってこいのスキャナと言えます。
そんなに速いのか?!どのくらい速いのか?!
実際ご覧いただくのが分かりやすいですよね。
車のドアパネルを約30秒で測りきる様子を動画で公開しておりますので、こちらでその速さをご覧ください!
RaptorEye2は、弊社の自社開発スキャナです。
VECTORON装着用のスキャナとして開発したのですが、最近はVECTORON以外のシステムに搭載するソリューションも確立されてきており、
活用の幅が広がっています。
VECTORON装着以外でのRaptorEye2活用ソリューションについては、別の機会に書かせていただきます!
3種の使い分けで測定作業の効率UP!
プローブも含め3つのVECTORON専用機器を使い分けることにより、製品検査からリバースエンジニアリングまで様々な測定に対応できます。
ここまでに書かせていただいた特徴以外にも魅力的な特徴がありますので、製品名をクリックして各製品ページも覗いてみてください。
>VECTORON用のプローブ(VECTORON本体のページに性能が記載されています)
>ApiScan(精度重視)
>RaptorEye2(スピード重視)
また、ApiScanとRaptorEye2も登場するVECTORONシステム紹介動画も公開しておりますので、ぜひご視聴ください。
デモ映像多めでお送りしております。
▼『VECTORONシステムのご紹介』
▼『ものづくりの生産性向上を実現する多関節型3次元測定システムとは?』
▼VECTORON解説ウェビナー(視聴には登録が必要です)
アーム式3D測定システム『VECTORON』活用ウェビナー
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