こんにちは、TTSマーケティング企画の青木です。
測定機には様々な種類がありそれぞれに得意な作業があり、どの種類を重点的に調べたら良いかわからなくなりますよね。
今回は、可搬性と操作性に優れた多関節アーム式測定機の特徴について書いていきますので、ぜひご参考ください!
測定物を移動させずに様々な角度からアプローチ可能なアーム式測定機
画像のように、長い腕のようなスタイルの測定機です。ところどころにある関節でアームの角度を幅広く緻密に調整することができるため、入り組んで測りづらい箇所も難なく測る事ができます。
また、本体は可搬性に優れている為、測定対象物を測定場所へ運ぶ、特定の測定エリア確保のスケジュール調整に頭を抱える、という事がなくなります。
そういった特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。
ここからは弊社オリジナルのアーム式測定機『VECTORON(ベクトロン)』に特化して見ていきたいと思います。
どこへでも持って行ける可搬性
アーム式測定機の一番のメリットと言ってもいい特徴が“可搬性”です。
本体のアーム部を節々で折り曲げると、最大でこのくらいコンパクトにまとまります。
専用ケースに収納し、楽々運搬!
大きな測定物を一生懸命運んでくる手間やリスクがなくなります。
抜群の操作性
回転制限のない測定器具先端部
アーム部先端にプローブかスキャナを取り付けて使用するのですが、その先端部分を支える節は縦横360°回すことができるので、
とても柔軟に細やかに角度を変えて測る事ができます。
これにより、自動車の底面やブレーキ・アクセルペダル奥のような入り組んだ箇所も漏れなく測る事ができます。
バランサー
アーム部を大縄跳びのように振っても、下に落ち切らず地面に対して水平くらいのところで止まってくれます。
測定のタイミングでいちいちアーム部を拾い上げる事なく、すぐに先端部を持ち構えやすくしてくれる便利機能です。
フレキシブルブレーキ
アームの高さをお好みでキープできる、業界初の機能です。
一旦先端部から離れ、また戻り測定再開、離れ、再開・・・を長時間繰り返すような時、アーム部を定位置に折りたたむ必要がなくなり重宝します。
修理・メンテナンスは国内で迅速対応!
詳しくは次の項目をお読みいただきいのですが、国産測定機なので、修理・メンテナンスももちろん国内対応です。
内容次第ですが、数日~一週間で対応させていただくことが多いです。
「こんなのあったらいいのにな」の声から生まれました
VECTORONは、とある国内自動車メーカー様のご依頼により開発が始まりました。
アーム本体の開発設計は小坂研究所、データ処理&解析ソフトウェア開発を弊社、という二社共同開発です。
1981年誕生の第一号から改良を重ね、40年程経て現行モデルのVMC7000(ハイエンドモデル)、VME300(エントリーモデル)へ発展いたしました。
ここまでに書かせていただいた特徴以外にも魅力的な特徴がありますので、製品名をクリックして各製品ページも覗いてみてください。
また、VECTORONの特徴をご紹介している動画も公開しておりますので、ぜひご視聴ください。
デモ映像多めでお送りしております。
▼『VECTORONシステムのご紹介』
▼『ものづくりの生産性向上を実現する多関節型3次元測定システムとは?』
▼VECTORON解説ウェビナー(視聴には登録が必要です)
ユーザー様の導入事例の記事も公開中です。ぜひお読みください!
●東宏工業株式会社様
『「プレス金型」の途中工程パネルも明確に数値化!手修正された金型部品パーツも3次元データに変換』
●株式会社ダイワ・エム・ティ様
『測定時間が1/3 へ、物によっては 1/20 の実感!設計・製作・品質管理のすべてで工数が削減』
●株式会社アレックス・ジャパン様
『「これで計測しているなら信用できる」とお客様に納得いただける測定機』
ご質問やご相談がございましたら、下記問い合わせ先にお気軽にご連絡下さい。
お問合せ
(メールまたはお電話にて回答させていただきます)
(オンライン会議ツールを使って直接お話しいただけます)