流水曲面なら、FLARE-。
- 課題
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- 検査工数
衛生陶器製品の50以上の検査項目を、従来は定規、コンパス、ノギス、およびアングルを使用し、手作業での実施、また結果は紙面チェックリストへの記録の為、検査に膨大な工数がとられていた。
- 検査結果のばらつき
また手測定の為、作業者によるばらつきが生じた。
- 検査工数
ソリューション
スキャンしたSTLデータを検査ソフトウェア「PolyWorks」に取込み→3DCAD比較する事により、短時間の検査を可能にします。専用の自動回転テーブル上を使用し、半自動計測を実現。作業性も高く、課題解決につながります。
PolyWorksは事前に設定されたチェックリストの検査寸法を算出し、全ての寸法が許容範囲内にあるかを自動検査する事が出来ます。これにより検査工数の短縮、並びに作業者間のバラツキ低減が可能となります。
また洗面台の様な「流水に影響する自由曲面の評価」は、3DCAD比較により、カラーマップにて確認する事ができ、評価並びに修正量を明確化させることもメリットとなります。
ご提案内容
衛生陶器製作の検査工程で非接触3Dデジタイザを使用します。
1台のFLARE Standardシステムを使い、品質検査における「洗面台の流水形状(3D形状)測定を実現」。
測定用レンズ:
*様々な種類からレンズを自由に交換できます。
測定範囲 50x40x30(mm) 、点間距離16μm (最小60レンズ使用時)~
測定範囲 1200x750x750(mm) 、点間距離485μm (最大1550レンズ使用時)
スキャン結果は↓のように、STLデータとして出力されます。
CAD比較は標準ではIGESもしくはSTEP形式にて実施します。