課題

トラック製造工場では、特に様々なオプション(ボディーカラーやその他ボディーパーツ等)やカスタマイズ要件に対応するため、出荷前に検査員によるビジュアルチェックの正確さが重要です。オーダー通りの仕様になっていることを確認するための検査項目は多岐に渡り、複雑になるため、出荷前のビジュアルチェックをスマートに精度良く実施し、製品品質を向上させる事が重要です。

トラック製造における高度な品質保証

ソリューション

紙で行っているチェックリストや外観チェックをデジタル化し、車種や仕様に応じたチェック項目をダイナミックに表示します。OK/NG判定等の結果データをリアルタイムに収集・分析・レポートし、修理が完了していない車両をリアルタイムで管理することで、不具合のある車両の流出を防ぎます。

ご提案内容

ATS Inspect で、次のことを可能にいたします。

外観の不具合をデジタルに登録

生産ラインに沿った主要なゲートポイントでは、ATS Inspectを使用して、車両の外観検査を実施します。オペレータは、傷やへこみ、あるいは誤った部品などの不具合を見つけた場合、製品の画像で簡単に不具合を登録することができます。数回のクリック(または画面タッチ)によって不具合の正確な位置・種類・重大度を記録します。不具合は、固定のワークステーションの他タブレットも使用して入力するため、オペレータは動き回りながら検査結果の登録が可能です。

外観の不具合をデジタルに登録

大量のカスタマイズに対応した品質管理

大量のカスタマイズに対応した品質管理

トラックの生産工程内では、柔軟性が求められる多くの様々な顧客要件があり、生産ラインから出てくるすべてのトラックはわずかに仕様が異なります。このような大量のカスタマイズ車両の検査にはATS Inspectが最適です。生産ラインのトラックが検査ポイントに到着すると、トラックの識別番号がバーコードでスキャンされます。この識別情報はATS Inspectに送られ、検査員は、目の前にあるトラックの仕様要件に合った検査項目を入手し、検査を進めることができます。検査員には、作業中のステーションの車種および構成に対応したビュー(2D画像または3Dモデル)の選択が提示されます。表示されたビューで製品品質の不具合登録が可能です。

品質管理チェックリストのデジタル化

すべてのカスタマイズが正しく実装されていることを検査員が確認する品質管理チェックリストをデジタル化し、車種や仕様に応じたチェックリスト項目をダイナミックに表示します。つまり、すべてのトラックが異なった仕様だったとしても、誤った部品が取り付いたまま工場からトラックが出荷されることはありません。

品質管理チェックリストのデジタル化

エンド・ツー・エンドのトレーサビリティを実現

エンド・ツー・エンドのトレーサビリティを実現

ATS Inspectには、*¹⁾エンド・ツー・エンド*²⁾トレーサビリティも組み込まれているため、生産するすべてのユニットを追跡およびトレースできます。ユニットが通過するすべての検査ステーションは、製品の品質データをさらに記録し、現在のステータスとこれまでのプロセスに関する詳細の全体像を構築できます。
ATS Inspectは、ユニットがどこにいたか、いつそこにいたかといった情報をすべて履歴として残します。つまり、品質の問題が発生した場合、発生したすべてのアクションを確認できる状態にあり、問題の原因を突き止め、トラブルスポットを通過したすべのユニットを迅速に把握することができます。

製品品質分析

取り纏め作業無しでレポートを作成

  • 任意のレポートを自動作成!
  • 鮮度の良いデータを活用!
  • デジタルトレーサビリティでデータの改ざん不可!

自動車検査ソリューションで重要なのは、品質データを分析できることです。ATS Inspectにはパワフルなレポート機能があり、ATS Inspectで入力された情報はすぐに分析に利用できるため、生成されたレポートは常に最新です。
シングルユニットのすべての検査履歴から、先月記録された不具合総数のトレンド概要に至るまで、製品品質のあらゆる側面をレビューできるレポートテンプレートを幅広く用意しています。作業者と管理者の両方が直接利用可能ですので、あらゆる情報を使用して解決策を見つけるための意思決定をすみやかに行うことができます。

これらが可能になれば、データ収集にかける時間を最小限に抑え、本来時間をかけるべき改善活動、不具合やスクラップの根本原因の特定活動を推進できます。
その結果、製品不良率の大幅減少が見込めるのと同時に、リアルタイム分析により、品質コストを大幅に削減することも可能にします。
ATS Inspectは、単にデータを収集するのではなく、データを使用して真のプロセス改善に影響を与え、コスト削減に貢献いたします。

詳細についてはお問合せフォームへ、あるいは最寄りの営業にお気軽にお問合せください。

*¹⁾ エンド・ツー・エンド:【End to end】
端から端までという意味。製造業においては、製造工程の始めから出荷OKとなるまでのすべての工程を指します。

*²⁾ トレーサビリティ: 【traceability】
製品構成する部品や原材料を含む製品全体の生産(加工、組立)、流通、販売、サービス、廃棄等にかかわる一連の履歴を確認できるようにすることです。日本語では「追跡可能性」と訳されます。製造業では、不良品・故障の原因追究などの品質管理、リコール対応などの安全管理といった目的で、より多くの企業で重要視され、製品や部品の個別管理への努力、改善が行われています。

システム構成

ATS inspect

システムイメージ

不具合登録の方法例
(左)固定ステーション (右)タブレット

不具合登録の方法例
(左)固定ステーション (右)タブレット

レポート用モニターを現場に設置
不具合発生時は速やかに対応可能

レポート用モニターを現場に設置
不具合発生時は速やかに対応可能

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