PRESTOシステムは製造プロセスにおける品質管理の効率化を実現するモジュール式自動検査システムです。
ロボットアームに非接触スキャナーを搭載しレーザートラッカーでトラッキングすることで、測定から結果レポートの出力までを完全自動化します。従来の接触式測定器が点や直線データのみ取得するのに対し、ラインレーザー方式のスキャナーは測定対象物に触れることなく、素早く、高精度に表面形状を3Dデータ化します。
この3Dデータを活用することで、製造プロセスにおける様々な課題を解決し、お客様のものづくりの生産性向上を加速化します。
主要機能
お客様の望む形を叶えるモジュール性と拡張性
PRESTOシステムには、M/L/XLの3種のパッケージがあり、それぞれがモジュール単位で組み合わせ仕様変更ができるシステムを採用しています。例えば、トラッカー固定・昇降の有無や、トラッカー・レールの位置(左・右)、ターンテーブルの有無などの変更が可能です。これにより、様々なお客様のニーズに合わせて柔軟に対応ができます。将来的にセルの拡張を検討の際は、リプレイスという概念でなく、部品追加にてシステムのアップグレードが可能です。
穴・エッジ抽出精度で違いがわかる高速・高品質データ
AS1スキャナーは、300Hz(ライン周波数)で毎秒最大120万までのデータポイントが取得可能です。超高速・高密度に取得した3Dデータは高品質で、ラインレーザー方式の特徴でもある穴・エッジ等の要素抽出精度は定評を頂いております。
また、一般的な自動車のプレス、アッシー品であれば数分、ホワイトボディでも30分~60分で測定ができます。
光沢面でもスプレーレスで安定した測定ができるSHINE技術
革新的なSHINE(システマチック ハイインテリジェンス ノイズエリミネーション)技術により、様々なサーフェイスを安定して測定することが可能です。光沢のある黒いプラスチック製自動車ボディ部品から、成形されたカーボンファイバー製部品まで、完全にスプレーレスで、ノイズのない綺麗なデータを提供します。
作業員の工数削減およびデータ欠落の心配がないマーカーレス
カメラ式測定機では複数の測定データを結合するためにマーカーを対象物に貼ったり、事前に準備したマーカーフレームを対象物の周りに設置して精度を保つ必要があります。マーカーを貼った箇所のデータは欠落し、マーカーの取り外し等の段取りがネックであると一般的に言われています。
レーザートラッカーを用いることで一貫したグローバル座標系を保持した状態でスキャンデータの取得が可能なため、完全マーカーレス計測を実現します。ボトルネックであったマーカーの段取りを完全に省くことができ、データ欠落の心配もありません。
製品の仕様
3種のモジュラー式パッケージ
PRESTO M
回転テーブルを使用し、ロボット1台で動かす仕様。小中サイズの部品計測向けに最適なパッケージです。
・直径1-3mまでのパーツに対応
・360°スキャニング
・回転テーブルの耐重量:最大3トン
PRESTO L
走行レール上にロボットを乗せてトラッカーを片側で使う仕様。長物計測向けに最適なパッケージです。
・6mまでのパーツに対応
(長さはカスタマイズ可能)
・180°スキャニング
PRESTO XL
両サイドにロボットとトラッカー置いたダブルアーム仕様。自動車の車体計測向けに最適なパッケージです。
・6mまでのパーツに対応
(長さはカスタマイズ可能)
・180°スキャニング
内容 | PRESTO M | PRESTO L | PRESTO XL |
---|---|---|---|
装置サイズ | 4,500 x 4,580 x 3,400 mm³ | 10,000 x 5,500 x 3,400 mm³ | 10,000 x 7,500 x 3,400 mm³ |
最大部品 サイズ |
回転テーブル:最大φ3,000mm | 回転テーブル:最大φ3,000mm フリースペース:6,000 x 2,500 x 2,000mm |
フリースペース:6,000 x 2,500 x 2,000mm |
システム 総重量 |
3,500 kg | 4,800 kg | 8,800 kg |
※詳細仕様についてはカタログダウンロードにてご確認ください。
レーザートラッカー+スキャナー
ソフトウェア
ティーチング/計測ソフトウェア
HRA (HxGN Robotic Automation)
ロボットのオフラインティーチングのほかに、ロボット自体の制御がソフトウェアより可能となります。