非接触スキャナーをロボットに持たせることで、測定から結果レポートの出力までを自動化
製品説明
- 一般的な自動車のプレス、アッシー品であれば数分、ホワイトボディでも30分~60分で測定ができます
- 環境に強く、長時間の安定した測定が可能です
- データ取得率、測定精度、測定時間は、作業者のスキルに依存しません
- 自動車以外にも航空機や電車等、様々な自動計測に適用できます
- ロボット以外にも工作機械にスキャナーやプローブ等をインテグレートした自動計測も可能です
マニュアル機のご使用で以下のような課題をお持ちの方にお勧めします。
三次元測定機によるプレス、ボデー製品検査の課題
- 測定に長い時間がかかる
- ポイント測定のため、検査箇所以外の傾向が分からず不具合原因が掴みにくい
- 温度管理された専用の検査室が必要
他の非接触スキャナーによるプレス、ボデー製品検査の課題
- 位置合わせ用のターゲットマーカーおよびフォトグラメトリー撮影が必要であり、測定準備に時間がかかる
- 穴、エッジの測定精度が安定しない
- 光沢が厳しい箇所には反射防止用のスプレーを塗布しないと、二次反射によるノイズが発生する
製品の特長
ハードシステム構成
測定対象物やシステム設置場所に応じて、最適なシステムをご提案致します。
以下は、代表的なシステム構成例です。
プレス、アッシー品 測定用 標準システム
設置設備 | 5000x4100x2700mm3 |
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最大測定サイズ | Φ2000mm |
最大測定物重量 | 1000kg |
稼働軸 | 7軸(ロボット6軸+回転テーブル) |
搬入口 | ライトカーテン |
スキャナ | AS1, T-Scan5 |
ホワイトボディ測定用 標準システム
設置設備 | 10000x10500x4000mm3 |
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最大測定サイズ | 5000mm×2000mm |
稼働軸 | 7軸(ロボット6軸+走行軸)×2 |
搬入口 | ライトカーテン |
スキャナ | AS1, T-Scan5 |
オフラインティーチング
- Leica自動計測専用に開発されたソフトを使ってオフラインティーチが可能です
- 穴や面といった要素毎に最適化されたスキャンパスが自動生成できます
- スキャンパスの間を繋ぐ経路も干渉回避するように自動で作れます
- オフラインでトラッカーとスキャナーの位置関係を考慮した高精度なシミュレーションが可能です