2024.04.19
イベント情報

現在、建設・橋梁・鋼構造物業界では、国交省が掲げる「i-Construction(アイ・コンストラクション)」にならい、測量から設計、施工、検査、維持管理に至る全ての事業プロセスで建設生産システム全体の生産性向上を目指しています。

i-Constructionでは、3次元データの全面的な活用がうたわれており、橋梁・鋼構造物・ゼネコン殿等からは、2次元から3次元への転換を「進めている、又は進めたい」などの声をたくさんいただいてる状況です。

建設業界(建築・土木)では、他の業界で既に当たり前のように実施している自動計測や自動組立・バーチャル組付け等がヒントになり、今まで出来なかった事が実現できるチャンスであると考えてLeicaレーザートラッカーを活用した取り組みを加速しております。

当社では他業界で培った3次元測定技術を建設業界へ積極的に提案しておりますので、ぜひ当日はお悩みをお聞かせくださいませ!

開催概要

・日時:2024年5月22日(水)~24日(金) 10:00~17:00(最終日24日のみ16:00迄)
・会場:幕張メッセ
・小間番号:08-29
・入場:無料(来場事前登録が必要です)

CSPI-EXPOの開催概要についてはこちらをご覧ください
https://cspi-expo.com/

出展ソリューション

ICT舗装工

従来のTLSでは以下の計測課題があり、最終工程のアスファルト表層のみの計測しか実現できなかったのを、Leica Laser Tracker ATS600システムを用いることで、計測の手戻りを無くすだけでなく、全層での出来形計測を可能にし、舗装工の品質向上を実現します。

高精度なATS600によって軽量化された高品質データを扱えるようになることで、従来の大型TLSの解析時間を約5分の1に短縮することができます。高速解析により、工事を止めずに現場でリアルタイム解析が可能になるため、計測が不十分だった箇所の確認と修正がその場ですぐに可能となります。つまりこれまで多大な時間を要していた手戻りを無くすことができます。

これまで不可能であったICT舗装工の全層での出来型管理の可能性が広がり、品質向上を目指せます。
建設業界におけるアイコンストラクション推進により、ATS600の用途は今後も更なる広がりを見せています。ATS600の更なる可能性が期待できます。

詳しくはこちらのページをご覧ください

耐震補強工事での鋼板巻き

橋脚耐震補強工事には様々な工法がありますが、「鋼板巻き立て工法」(以下、鋼板巻き)は、既設の鉄筋コンクリート橋脚に補強鋼板を巻き立て、橋脚の曲げ耐力、せん断耐力およびじん性の向上を図る工法です。現在の鋼板巻き工事は手計測で実施しており、工期に余裕がなく、材料費が高くなっています。また、国土交通省が推進している i-Constructionを実現するにデジタル化は避けて通れない課題です。いかに手計測からデジタル管理ができる計測方法にプロセスチェンジし、効率化を図れるかが重要なポイントとなります。

高精度でリアルタイム解析が可能なLeica Laser Tracker ATS600を使用することで、工事全体のプロセスを見直し、橋梁計測と鋼板発注のタイミングを前倒しできることで、大幅な工期短縮およびコスト削減が可能になります。ムリ・ムダをなくすと同時に鋼板巻き工事の品質向上を目指せます。

計測作業フロー

60m先の浅い角度での3次元計測制度の実力値は±1mm程度
※弊社厚木テクニカルセンターでの舗装計測での検証結果。
※環境等により左右される。制度保証ではない。

解析結果
奥村組土木興業殿事例

建設業界におけるアイコンストラクション推進により、ATS600の用途は今後も更なる広がりを見せていますので、ぜひ会場でご覧ください!

詳しくはこちらのページをご覧ください

お問い合わせ先

東京貿易テクノシステム株式会社
マーケティングチーム
Tel: 03-6633-6628
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