カメラ式3Dスキャナのスゴ技２・ターゲットトラッキング

こんにちは！
す～ふぃあです。そして隣は、弟のたまおと妹のたまこです。

　お兄ちゃん、この前ダータくんがカメラ式3Dスキャナの便利機能っていうのを教えてくれたけど、2つあるって言ってたよね？
わたしもう一つのことも聞きたいなぁ。

　兄ちゃん、ぼくも聞きた～い

　そうだね、この前の『カメラ式3Dスキャナのスゴ技①バックプロジェクション』は2つのうちの一つって言ってたもんね。
じゃあまた聞いてみようか。

ダータく～ん！

 　はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい！！

こんにちは、ダータです！

カメラ式スキャナのこと、なんでも聞いて！

　（以下：す）

今日も忙しいところ来てくれてありがとう、ダータくん。
この前はTTSのカメラ式非接触3Dスキャナの便利機能のこと教えてくれてありがとう。

その便利機能なんだけど、２つあるって言ってたよね？
もしよかったら、もう一つの便利機能のことも教えてください。

　（以下：ダ）

OK!
す～ふぃあ、あのスキャナの名前、FLAREっていうんだ。かっこいいから覚えてくれよな！
で、FLAREの便利機能の話だね。今日はもう１つの「ターゲットトラッキング」を紹介するよ。

ターゲットトラッキングとは？

す：やった、ありがとう！フレアね、フレア！
たーげっと、とらっきんぐ・・・？

ダ：そう！
ターゲットマーカーの中心位置座標をリアルタイムに取得する機能で、
それによって複数のターゲットを同時に撮影・計測することが可能になるんだ。

す：え？じゃあ、あのドーナツシールを貼るの？？

ダ：そう。前々回の『パターン光投影法！カメラ式非接触3Dスキャナとは？』では
スキャナの特徴として“データ位置合わせの為のターゲットシールは不要！”という点をあげたけど、
このターゲットトラッキング機能は敢えてターゲットを使用してデュアルカメラの働きを生かす技さ。

す：デュアルカメラの働き？

ダ：うん、ステレオカメラとも呼ぶかな。
２つのカメラがそれぞれ違う視点から一つの対象を撮影するってことだよ。

す：ふ～ん

作業効率アップ！活用例

ダ：それじゃあ、ターゲットトラッキング機能の活用例を見ていこう。

活用① 組付け時の形状変化をリアルタイムでチェック！

対象物にパーツを取り付ける際の形状変化を、アッセンブリしながらリアルタイムで表示される
偏差値とベクトルで確認することができます。これにより、変形の原因解明が容易になります。

活用② 治具調整を簡単に！

穴やピン等の位置がリアルタイムに表示されるので、治具やアタッチメントを動かしながら
スムーズ且つ正確に調整することができます。

ダ：というような場面で使えるんだ。どういう機能か分かったかい？

す：うん、調整がスムーズで正確になると早く次のことができていいね！

ダ：そうだね。この機能も効率化に貢献するはずさ。

ダータくん、この前に続いて今日も便利機能を教えてくれてありがとうございます！

おさらいだけど、FLAREは微細形状の再現性が高い、だよね。
細かい部分の測定で困っている人がいたらぼくたちからもお話しするね！

お、名前呼んでくれたね！
それは助かるよす～ふぃあ、多くの人に知ってもらおう！

またいつでもカメラ式スキャナのこと、なんでも聞いて！

動画でも測定原理や特徴をご紹介しておりますので、よろしければご視聴ください。

▼ターゲットトラッキング　変形解析編

▼ターゲットトラッキング　治具調整編

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